「おじさん」について考えた結果、奮い立つ!

「あなたにとって『おじさん』はどんな人ですか?

「おじさん」という言葉は、ネガティブな表現で使われることが多く、小太りで髪が薄くデリカシーがない…といった男性をイメージする方が多いと思います。

「そんなネガティブなおじさんにはならないぞ!」と思いながら20代、30代を過ごし、気づいたら「服装は最低限で良い」「体型はちょいポチャ」「考え方が頑固」といった正真正銘の「おじさん」になっていませんでしょうか…

僕は40代になり、まんまと「おじさん」になっていました。
ダメなことではないかも知れないですが、ふと鏡を見たときに「いつの間にこんな老けたんだろう」と自分にガッカリしました。

でも、ちょっと待て!
まだまだ、これからの人生も長いのに狭い視野で頑固になりながら、枯れていくのは嫌だ!いろんなことにチャレンジし、果敢に生きていきたい!死ぬ前に後悔が降り積もるような人生にはしたくない!

と思い、カッコイイ『おじさん』を始めようと思い人生をリスタートしました。

もし、同じ思いを持って「オールドおじさん」から「ネオおじさん」へと脱皮し、アクティブに生きていきたいと思っている方がいましたら、ぜひ一緒にあらがっていきましょう!

そんな僕が、第一歩として「基本的なおじさん」の情報分析から、自分がなぜネオおじさんになりたいのかなどを考えた記事です!
共感いただける人がいれば、最後までご覧いただけますと幸いです!

目次

人は何歳から「おじさん」になる?(男女別)

まずは、世間が思うおじさんは何歳からなのか理解していこうかなと思います。

博報堂生活総合研究所が発表している長期時系列調査「生活定点」の2022年度版によると、平均で「43.2歳」からがおじさんという結果が出ています。

他にも、少し古いデータですが『しらべぇ』編集部にて、おじさんと思う年齢(※1)を調査した所、男性が思うおじさんの年齢は「41〜45歳」がもっとも多い結果となりました。

自分と照らし合わせると、体力の低下や健康状態に変化が出てくる時期のため、自分のことを「おじさん」と自覚し始めるのだろうと思います…

Ojisan_Mens

一方、女性から見て「おじさんだと思う」年齢は、男性と同じで41歳から45歳でした。
そういった結果から、独身や既婚、子どもの有り無しで多少の差はあると思いますが、世間のイメージでは30代終盤から40代に差し掛かったあたりの年齢を「おじさん」と呼ぶようです。

Ojisan_Lady

「おじさん」が持っている特徴は?

Ojisan_Tokuchou

しかし!30代終盤から40代の男性でも人によって「ただのおじさん」もいれば、「カッコイイおじさん」もいると思います。

そもそも、おじさんっぽさって何でしょう?
周りから「あいつおじさんになったな(ネガティブ)」と思われちゃう理由はどこにあるんでしょうか?少ないデータですが、僕の周りの男女に聞いてみました!

おじさんの特徴として上位にランクインしたのは「シワ」「白髪」「お腹ポッコリ」など身体的な特徴でした。また、見た目は「筋トレ」や「肌ケア」など努力しやすいカテゴリーです。
そのため、努力していない人は「年齢を重ねただけの40代男性」だなと思われてしまうみたいですね。
他にも、お酒の席でしてしまう「武勇伝の披露」や「若者批判」といった特徴を持っている人も、おじさん認定されがちです。

こういった特徴は、これまでの年月が積み重なった経験からくる行動だったりするため、気づかず地雷を踏み抜いている人は多いかもしれません…

ただのおじさんとカッコイイおじさんの違いは?

次は、カッコイイおじさんについても分析したいと思います。

女子目線の映画情報サイトである「トーキョー女子映画部」が実施した調査(※2)によると、カッコ良いおじさんと、ただのおじさんの違いが一番現れるポイントは以下でした。

Ojisan_Dokoni

身だしなみや清潔感が全体の半分近くを占め、一位でした!
意見について一部抜粋すると、「くたびれた感じがなく、こなれている態度などに、大人を感じて心惹かれる」や「身だしなみや清潔感で他人に不快感を与えるのがおじさん。」などがありました。
また「包容力や余裕を感じさせる会話がイイなぁと思います。」など、会話内容や話し方を重要視している意見もありました。

この調査では女性側が思うカッコイイおじさんのイメージでしたが、これは男性側の意見としても同じかなと思います。
やっぱり、ひげの手入れや髪の手入れをしっかりしている人だったり、偏見がなくオープンマインドな人だったりは、カッコイイですもんね。

カッコイイおじさんは日本に少ない?

Ojisan_Sukunai

日本では「カッコイイおじさん」が育ちにくい社会的な背景があるみたいです。
そんな背景を3つ挙げて解説します。

見せ方、見られ方の意識が低い

日本では『奥ゆかしさ』や『控えめ』が美徳とされる文化なため、そもそも『見せ方、見られ方』の意識が育ちにくい。欧米では、自分の力を感じさせないと淘汰される文化で、見た目も重要視されています。
そういった違いから、日本ではおじさんっぽく見られないように振る舞うハードルが高くなっています。

中身だけが大事

欧米では今見えている姿を自分自身だと考えるため、自分の外観を気遣えない人はビジネスでも気遣えないと判断されてしまうため、外見と中身をトータルで鍛える術が身についていますが、日本では、いつの頃からか外見と中身を分けて判断する文化が芽生えたため、中身だけに注力し外見を意識できないおじさんが増えてしまっています。

かっこよく年を重ねる意識がない

日本では、老いに対する受け止め方が否定的で『かっこよく歳を重ねる』という意識が少ない傾向にあります。
年を重ねることは、人間的に成熟し、人生が豊かになることだと解釈するような文化がないため、かっこよく年を重ねるという意識が育ちにくい傾向にあります。

なりたい、おじさんについて考える

Ojisan_Naritai

ここまでの情報で、かなり「おじさん」について分かった気がします。では、そんなデータを踏まえて自分の将来像について考えていこうと思います。

初めに、なぜオールドおじさんではなく、ネオおじさんになりたいのか、ぐぅーっと考えてみました。

40代になり、仕事が安定してきて、人間関係のコツも掴み、平均点を出す方法ばっかり上手になって、流れに身を任せながら惰性で生きてきたような気がします。
このままの人生でも、それなりに楽しいし、ほどほどに満足した人生を送れると思いますが、死ぬ前に「満足だった?」と聞かれると「足りなかった」と答える気がしています。
絶対に後悔しない人生なんて存在しないとは思うんですけど、それに近い人生を目指したいなと思うわけです。

そうするには、身だしなみに清潔感をもって、仕事に趣味にと精力的に取り組んで、周りにいてくれる人たちを大切に過ごしていくことで『自分に自信を持つ』ことが重要なんだと思います。
そういった流れの中で生きているのが「ネオおじさん」だと思っているので、一回きりの人生を「満足だったな!」と思える人生にするため、ネオおじさんを目指そうと思います!

同じ想いの「おじさん」に伝えたい!

Ojisan_Omoi

ここまで、好き勝手に話した内容を読んで下さり、ありがとうございます!

ここまで読んでくれたということは、同じく「ネオおじさん」になりたいと思っている同志だと思いますので、一緒に変わっていきましょう!
変わり方は人それぞれだと思います。30代後半~40代にもなると自分を変える作業は本当に大変だと思います(笑)

まずは、変わりたい自分をイメージしてみましょう!

「ゴールはこれだ!」じゃなくて良いと思いますよ。まずは、一つ趣味を増やしてみるとか、ひげ脱毛からしてみるとか、ちょっとずつでも良いと思います!
ですが、そういった少しづつでも変わっていくことで、自分のことを今より好きになり、惰性ではない毎日を過ごせるようになるんじゃないかと思います!

もう僕らはおじさんなので、無理やりな変化ではなく、アハ体験のように変化していきましょう!

まとめ

今回の記事では、おじさんについて色々と考えてみました。

おじさんとは、自分たちでは気づかずに突入している人生のフェーズで、世間では43歳ぐらいから認定されるものみたいですね。
その中で「オールドおじさん」と「ネオおじさん」が存在し、人生を楽しむために考え足掻いている「ネオおじさん」になりたいという話をしました!

僕は「ネオおじさん」になりたくて走り続けています。その中で、悩んだことや伝えたいと思ったことを「おじさんの始め方」ブログで発信していきます。
同じ悩みを持ち、足掻いている同志たちに届けば幸いです!

おじさんよ、奮い立て!

(※オールドおじさんと、ネオおじさんは、あくまでも僕のイメージですので、特定の誰かとかではないです(笑) 自問自答する時に出てきた想像の産物です)

<参考>
※1 ニュースサイト『しらべぇ』「男性は何歳からが「おじさん」? 意外に優しい女性目線」の記事より抜粋
※2 トーキョー女子部 95:カッコ良いおじさんとただのおじさんの違いは?の記事より抜粋

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